「夏だ!祭りだ!eスポーツだ!」と盛り上がっていた日は遠く、すでに秋が深まってまいりましたが、冬がやってくる前に3日連続今夏のイベント報告をお送りいたします!
第三弾は、株式会社ベネフィット・ワンが主催したeスポーツ大会の観戦レポートです。2021年9月25日、ベネフィット・ステーションeスポーツ大会Vol.1が開催されました。全国の働く人たちの福利厚生業務を担っている(株)ベネフィット・ワン。その初めてのeスポーツ大会でのゲームタイトルは「FallGays」。ベネフィット・ステーション会員の方のみの参加になりますが、観戦者も楽しめるゲームタイトルということで、ワイワイと楽しい雰囲気での開催になりました。その様子を双極性障害のライター彼岸花が紹介します。
今回のeスポーツ大会の種目となる「FallGays」とは?
ゲームタイトル「FallGays」はPC/PS4向けのオンライン用バトルロイヤルゲームです。丸々しい体につぶらな瞳の愛らしいキャラクターは、すでに見たことがある人も多いのではないのでしょうか。コミカルで楽しい雰囲気の世界ですが、最後の一人の生き残りを目指すゲームですので、蹴落とし合いもあるカオスな戦いが繰り広げられます。とはいえ、キャラクターたちも親しみやすく、幅広い層の人たちが楽しめるゲームです。
日々仕事を頑張っている方への福利厚生として開かれたこの大会。「Fall Guys」はそのワイワイエンジョイな雰囲気と間口の広さで、今大会にふさわしい種目と言えるでしょう。また、実力と戦略だけでなく、運の要素も多分にある本作。可愛らしいキャラクターが繰り広げるドタバタではちゃめちゃな展開は、実際にプレイしても観戦しても楽しいです。
大会概要
2021年9月25日に開催、ゲームタイトルは「FallGays」、開催形式はオンラインでの大会となります。抽選で選ばれた120名の参加者には「FallGays」の購入費用として2000ベネポを付与されるということでした。実際にはなんと300名を超える応募があったそうです。
大会のルールは、予選では第1グループから第4グループに分かれ、各グループごとに戦い、勝者のみが決戦に進む形でした。また、大会の後半には敗者復活戦も展開され、最後まで誰が優勝するのかわからない、手に汗握る戦いとなりました。
左から、ウェルプレイド・ライゼスト株式会社のeスポーツキャスター海老江 邦敬さんと、進行を務めるREDEE館長代理の古川速人さん。なごやかに明るく、大会を盛り上げてくださいました。
また、豪華な大会賞品も用意されました。
・優勝ホテル京阪 ユニバーサル・タワー宿泊券
・準優勝 丹後王国クラフトビールセット
・3位 横浜・八景島シーパラダイス入場無料券
大会の様子
プレイしても見ても楽しいのが「Fall Gays」。参加者のレベルも高かったようで、日々の練習の成果が出ている選手もいたことでしょう。ステージはどこもクセがあり、一筋縄ではいかないところばかりです。ゲーム展開は早く、あっという間に次のステージに進んでいきました。ですが、やり込み度の高いプレイヤーも多かったようで、ステージによってはなかなか決着のつかない場面もありました。
大会の結果
的確かつ明るい雰囲気が伝わってくる実況・進行と、ワチャワチャしたゲームの雰囲気からも、笑顔が溢れるような楽しいeスポーツ大会となった本大会。参加者の皆さんは手に汗握る戦いを楽しめたことでしょう。そしてクスッと笑える場面や、可愛らしい見た目に反し人間味のある戦略性の高い動き、そして猛者が多く目が離せない戦いばかりでした。
優勝 garitaro選手
準優勝 おみチャンネル選手
3位 とーさん選手
結果は攻めに攻めたgaritaro選手のテクニック勝ちとなりました!おめでとうございます!「まさか優勝するとは思っていなかった」とのことでしたが、見事な戦いでした。
今、eスポーツがもたらす楽しみと福利厚生
福利厚生とは、企業から従業員に対する、給料とはまた別の報酬やサービスです。これらを充実させることは、社員の満足度を上げるだけではなく、企業が従業員を大切にすることにつながります。
今回のeスポーツ大会は、参加者に「FallGays」の購入費用がポイントとして付されるなど、とても参加しやすく優しい大会だったと思います。また、採用種目も、ワイワイとした雰囲気でできる楽しいタイトルでした。
特に、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言下で行われた今回の大会は、人と会えなくても楽しい時を過ごすことの大事さを示しているように思いました。特に直接人と会うことが難しい今の時代に、画面を通して人と繋がり遊ぶことは、ゲームが好きな人にとって最高の楽しみの一つとも言えるのです。
ゲームは楽しみでもあり、競技でもあり、またコミュニケーションツールでもある。ゲームを通して楽しむ場を提供するのも福利厚生の一部として成り立つのはなんら不思議ではありません。
新型コロナウイルスによる災禍の本当の終わりが見えるのはまだ少し先かもしれません。それでも心に「楽しい」気持ちを持つことで、日々の感染対策を行いながら日常を取り戻していく。そういった心に楽しい出来事を福利厚生として提供するのはとても素敵なことだ、と感じた大会でした。このような楽しみと福利厚生のためのeスポーツ大会が引き続き開催されることを期待しています。
ePARA編集局