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ePARA活動記録 Fortia

立修館高等専修学校eスポーツ部との交流会の感想を顧問の先生からいただきました

2023年度にFortiaでは山口県の立修館高等専修学校 eスポーツ部とのオンライン交流を重ねてきました。7月の初回はいぐぴー、ひだりぃ、GreenBird、NAOYAが参加して『フォートナイト』を共にプレイし、11月以降はブラインドeスポーツプレイヤーのNAOYAが『ストリートファイター6』で3回にわたり交流しました。

年度末にあたり、顧問の板垣聡美先生からコメントをいただきましたのでご紹介します。板垣先生、生徒の皆さん、1年間ありがとうございました!

(追記)NAOYAによるレポート記事はこちら:バリアを超え、旅立つ仲間たちと過ごした冬の物語 − 立修館eスポーツ部×NAOYA 交流会レポート

マスクをした部員7人がカメラ目線で写っている。
立修館高等専修学校eスポーツ部の皆さん

立修館eスポーツ部 顧問の板垣先生より

ePARAさんとの交流会の中で、積極的にコミュニケーションを取ることを学んだ部員たち。

普段から人との関わり方や距離感がわからず、対人関係にトラウマを持っている生徒も多く、初めはどのようにプレイするのか、どんな交流会になるのかと、不安も大いにありました。特に初回のフォートナイトでの交流はePARAさんと本校部員との混合チーム。コミュニケーションを取らないと進めることができません。初めはとても緊張しており言葉数も少なかった部員ですが、ePARAさんの明るいトークに和まされ、徐々に会話も増えていき、そして最後はビクロイを取るチームもありました。

2回目からは部員の要望もありストリートファイター6を使用した交流会を行いました。理由はシンプルで、NAOYAさんのプレイを見たいというものでした。

格闘技系のタイトルは今まで部活で使用したことがなく、どのような対戦になるのかもわからず心配しましたが、eスポーツがコミュニケーションを深めるツールであるというのを実感した交流会となりました。

離れた場所にいても相手を近くに感じること、そして相手に対するリスペクト。本気で戦うから夢中になれるし次の対策を考える。それがこの子たち、できるようになってきてるな、と思いました。

本校のeスポーツ部は勝つことにあまり重きを置いていません。もちろん勝つことはモチベーションを保つためにも成長を感じるためにも必要なことだとは思いますが、それよりもeスポーツを通じてコミュニケーション能力、スポーツマンシップ、対応力、多様性への理解などを伸ばしたいと思っていて、それはNAOYAさんをはじめ、様々な方と関わらせていただくことで身についていったものだと思います。

立修館のeスポーツ部ではコミュニケーションが重視される団体戦タイトルを主に使用しています。その中で積極的に情報を出し合うこと、自信をもって指示を出せること、それが普段からの課題となっていました。この交流を通じて、コミュニケーションの大切さ、楽しさを学び、一歩成長したのではないかと思います。

このような交流の場を持っていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

卒業した部員も最後に良い思い出を作らせていただきました。

NAOYAさんをはじめ、ePARAのプレイヤーの皆さんにお礼申し上げます。

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