障害とゲーム

統合失調症のかっちんは幻聴対策としてゲームを使っている?

現在30歳のフリーターで男です。趣味は社交ダンスとゲームです。ゲームばっかりやっていて外に出ない時もありますが、たまに外に出て社交ダンスも楽しんでいます。

そして統合失調症という精神病に2年間ぐらい悩まされています。この病気になってからは、仕事が難しくなり、行けなくなってしまいました。この病気は幻聴妄想が激しくなり、外を歩くのが、辛くなる病気です。「げんちょう♪もうそう♪」と心の中で、言い続けている感じで、その妄想を心の中で言い続けてしまいます。病院に入院していたころは全然それがなかったのですが、退院して働き始めた頃になるようになりました。

統合失調症に悩むかっちんのゲーム歴

この症状はゲームをしていたら、少し落ち着くのがわかって、それからは症状を抑えるために、ゲームをやっている感じです。ゲーム歴は約20年。ゲームとはかなりの頻度で関わってきた気がします。ゲームとの関わり方は友達以上恋人未満みたいな感じで、常に友達以上の関係になっていました。友達に遊びに誘われても、ゲームが途中の場合は断っていた記憶があります。

僕がゲームを始めたのは、小学4年生のときで、当時はゲームボーイなどが、流行っていたと思います。

ポケットモンスター赤緑(画像はポケットモンスターオフィシャルサイトより)

ゲームボーイで、ハマっていたソフトは、ポケットモンスターの赤緑や、黄色青など、後は金銀もよくやっていました。このポケットモンスターは、主人公が、ポケモンというモンスターを、捕まえていき、それをオーキド博士からもらった図鑑に記録していく物語です。最初に博士からは3匹のポケモンを、選ぶように言われて、それを選ぶのですが、どのポケモンにしようか毎回迷ってしまいました。

それからニンテンドー64が流行り始めて、プレイステーション2もやっていました。このニンテンドー64が流行っていた時期は、マリオカートやゼルダの伝説にハマり、後は大乱闘スマッシュブラザーズや、ドンキーコングなどもやっていました。

今ではゲームは癒しの時間をくれるものとして、関わっています。ゲームは統合失調症の僕でも、プレイすることができます。ポケモンで言うなら、キズぐすりみたいなもので、症状が出てしまったときは、必ずお世話になります。下手したら、いつも飲んでいる頓服薬より効く薬かもしれません。

幻聴・妄想とゲーム

幻聴は週2回程度発生します。幻聴状態になると、部屋に引きこもりがちになります。加えて妄想状態にもなってしまいます。この状態で外に出てしまうと、周りから自分の噂話が聞こえてきて、外に出るのが辛くなります。

この状態で出来る事といえばゲームぐらいなので、ゲームには助けられています。ゲームの中の人が自分の噂話をすることがないため、幻聴も妄想も聞こえてこなくなります。一時的になくなるだけですが、それだけでも大助かりです。ゲームがなかったら、気を紛らわすものがないので、ゲームには本当に助けられました。

幻聴発生時にプレイするゲーム①メタルギアソリッド2サンズ・オブ・リバティ

メタルギアソリッド2サンズ・オブ・リバティは銃を使い敵を撃っていくゲームです。ただ撃つのではなく、敵を銃で脅してアイテムを奪ったり、倒した敵をロッカーに閉じ込めるなど少し変わったアクションもあって、とても楽しめます。このゲームをやることで、一旦幻聴のことを忘れられるので、落ち着いてプレイができます。このゲームをやっている間は、仕事や悩み事を忘れて敵を撃つことに集中できるので、幻聴を一時的になくす手助けになっています。 

メタルギアソリッド2サンズ・オブ・リバティ 筆者・かっちんの設定内容

プレイする際の工夫としましては、血が出ない設定にすることです。そうすることで、幻聴妄想状態になる時のドキドキ感が減らせます。
この血の出ない設定は、ノードというゲーム中に出てくる機械が関係しており、その機械に触れて設定を変えることができます。機械の中の文字は全て英語ですが、中学生レベルなので、すぐ理解できると思います。また、バイブレーションという振動も変更する設定があり、最初はオンになっていますが、途中でオフに切り替えることができます。お好みでどうぞ。

幻聴発生時にプレイするゲーム②ファイナルファンタジー10 

ファイナルファンタジー10は、ティーダという青年がいろんな仲間たちと出会い、成長していく物語です。途中ユウナという召喚士の少女に出会い、恋をして、最終的にはその恋が実るのかどうかが、気になるようになっています。いろんな仲間たちと出会う度に、ティーダの考え方も変わっていくのが、見て取れます。このストーリーの展開は、やった人だけが理解できるものになっています。特に過激なシーンがなく、お子様でも楽しめるゲームになっていて、リラックスできるゲームです。

ファイナルファンタジー10  筆者・かっちんが幻聴対策として使用を避けるぎゃんぷる系の技

プレイする際の工夫としましては、スロットやギャンブル系の技は、あまり使わないようにすることだと思います。例えば、ワッカというキャラクターの、アタックリールという技は、ギャンブル要素があり、統合失調症の僕にはそのドキドキ感が負担となりました。使いかたを工夫することで慣れれば大丈夫なのだと思いますが、統合失調対策としてはあまり無理をして使わない方がいいと思っています。

今後やってみたいこと、期待すること

ePARAの記事を読んで思ったことが、自分の他にも、精神病で悩む人たちが、こんなにいるんだということです。それぞれ症状などに違いはありますが、自分と同じような症状で悩む人もいました。そして重い障害を持つ人もいて、ゲームの画面が見えない人もいました。障害を持つ中で工夫をして、ゲームをプレイするチャレンジ精神に心を打たれました。

僕も何かに挑戦しなくてはいけないと思っています。いろんなゲームをやりながら、どうすれば、幻聴妄想の症状を抑えられるのか。工夫をしながらそのゲームの感想を伝えられたらと思います。

そして同じような症状で悩む人たちの、手助けをしたいと思います。例えば、統合失調症の僕でも、こうすればゲームが楽しくできますよっていうのを、視聴者の方々に伝えたいのです。ゲームの設定によっては、胸がドキドキして幻聴妄想が出やすくなってしまいますが、それを出にくくする方法をお伝えしたいのです。これを伝えられれば、ゲームができなかった人でも、ゲームを楽しくプレイできると思うし、統合失調症で悩む人の手助けになるのではと思います。

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かっちん

毎日一時間はゲームに時間を使っている30歳の男です。 そして統合失調症という精神病を持っております。 あまり集中力がないため、ゲームも一時間が限界ですが、毎日ゲームを楽しめています。

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