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障害とゲーム

全盲ゲーマーいぐぴー、Switch LiteをGET!10年ぶりのコンシューマーゲーム始動

皆さんこんにちは。2021年、コロナへの不安が収まらない中でもう2月中旬となりましたが、いかがお過ごしですか?今年、誰もが驚くようなことをたくさんやっていきたいと思っていますので、応援よろしくお願いいたします。さて、今回は、近況報告を交えつつ新たなチャレンジについてお伝えしたいと思います。

大ピンチ!格ゲーのモチベーション低下中!

年末年始は格ゲー三昧でした。ePARA CHAMPIONSHIPへの参戦を機に鉄拳7に夢中になり、去年12月20日に行われた「GAMEクロスゆうゆうクリスマスカップ」(Steam版鉄拳7を使用した大会)に参加してからは、ノクティス、ラース、ファーカムラムでランクマッチに突撃してみたりしています。大会の二日後からはストリートファイターⅤをプレイし始め、数時間で推しキャラを決めてテンションマックス!と言った具合で数日過ごしていました。ちなみに、私のスト5の推しキャラは、沢城みゆきさんがCVを務める「キャミー」です。(鉄拳7・ストリートファイターⅤ関連記事は、自分の心を整理して別途、執筆します)

2021年に入り、元旦から4日間は鉄拳7でもストリートファイター5でも調子よく動けていました。勝っても負けても対戦そのものを楽しめていました。しかし、それ以降、勝つことはできても安定したプレイができないまま1月も下旬に入ってしまい、現在モチベーションは絶賛低下中。オンライン対戦に挑戦してはズタボロにやられて一人で大声を出して喉を痛めかける…というパターンが続いたため、ときどきフォートナイトなど別のゲームで気分を切り替えています。

格ゲー以外のジャンルへのチャレンジをしたい

フォートナイトを中心に興味のあるジャンルのゲームの実況配信を視聴しながら過ごすうちに、格ゲー以外のジャンルでもチャレンジしてみたいという思いが強くなってきています。

  • フォートナイトよりも展開の速い「Apex Legends」や「Splatoon2」といったタイトルで音だけを頼りにどこまで動けるか
  • 2019年11月に発売されたポケモンシリーズ最新作「ソード・シールド」のオンラインバトル(ランク戦)で音だけを頼りにどこまで上に進めるか
  • 音だけを頼りにRTA(リアルタイムアタック)に挑戦できそうなタイトルをいくつ見つけられるか

などなど…やりたいことが一気に増えてきています。

Switch Liteが当たった!!-想定外のハプニング-

「やりたいこと」の一部に必要な環境の一つが、大人気のゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」です。
携帯モードとテーブルモードが使える無印タイプと、携帯モード専用のLite(ライト)、どちらでもいいから自分専用のものがほしい…でも、買えない…。ずっと悩んでいました。悩みながらTwitterのTLを読んでいると、「Switch Liteが3名様に当たる!」というキャンペーンツイートを発見。「Lost Epic」という新作ゲームの開発元の公式アカウント(@EarthWarsJP)によりツイートされた「Team EARTH WARSからXmasプレゼント!」のツイートでした。『Switch Liteなんてどうせ当たらないでしょ…』と思いつつ、思い切ってリツイートしてみると……、1月13日に当選のDMを受信。21日午後に本当に本体が届きました!!

全く予想していませんでした。どうせ当たらないだろうと思い、リツイートして以降は全く期待していなかったので、本当に驚きました。Team EARTH WARSさん、ありがとうございます!

Switch Liteでチャレンジ開始 -フォートナイト・荒野行動-

本体の細かい設定は他の人の手を借りないとできないため、私はPCでWebから無料のゲームをダウンロードして本体でプレイしてみる、というのを繰り返しています。現在はPCでもプレイしているフォートナイトをSwitch Liteでも楽しみつつ、3月に発売予定の「モンスターハンターライズ」の体験版や、スマホで大人気の「荒野行動」のSwitch版などを自力でどこまでやれるかチャレンジしています。

自分のフレンドコードだけでも確かめたい!私が使った方法

ゲームが入ってしまえば、後は感覚だけで起動して最初に聴いた音でタイトルを把握することができます。しかし、フレンド周りや本体設定などに関しては、いつでも家族に見てもらえるわけではないので、どうにかして自力で操作できるようにしなければ話にならないと思っています。そこで私は、文字認識や風景の説明など視覚障害者にとって重要な情報を伝えてくれるスマホアプリ「Envision AI」というツールを使ってみることにしました。

Envision AI iOS版ダウンロードページ
Envision AI Android版ダウンロードページ

このアプリの「ドキュメントリーダー(文字認識)」機能を利用して、Switch Liteの画面を撮影して、読み上げを聴いて出ている内容を把握する、という方法です。100%正確に認識されるわけではないのですが、これで知りたい情報を確かめることはできるようになりました。しかし、文字入力が必要な場面があったり、設定項目が多かったりするとかなり不便なので、そこをどう工夫したらいいか、いろいろ模索中です。そこがクリアできたら、テキストだけではなく動画か音声で同じ障害を持つゲーマーに情報を共有したいと思っています。

画面共有はできなくても…

Switch Liteは、通常版のSwitchと違い、テレビやキャプチャーボードを接続したPCの画面に映像を出力することができません。
その変わり、Webカメラを接続したPCでDiscordなどで通話をしながらであれば、画面の内容だけでなく手先の細かい動きまで見てもらうことがしやすくなり、ゲームの映像だけではわからない細かい課題の解決に必要な手がかりが見つけやすくなるかもしれません。これからも、少しずつ環境を整備しながら、今まで「難しそう」と諦めていたタイトルのプレイにも積極的にチャレンジしていきたいと思います。

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