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イベントレポート

発達障害持ちのライターがPUBG MOBILEの対人戦にチャレンジ!

2020年4月18日、ePARA(イーパラ)が主催する、PUBG MOBILE体験会がオンラインで開催されました。

筆者も参加者の1人として参戦してきましたので、その様子をレポートします。気になる結果は? そして、意外な影響もあったので、当日の流れをまとめてレポートします。

オンライン会議で参加者説明会

今回の体験会開催にあたっては事前説明会が3回に分けてWeb会議システム「ZOOM」を用いて開催されました。
私は取材のため3回とも参加させていただきました。

初心者の方も多数参加!

事前説明会で目立ったのはやはり初心者のみなさん。このイベントをきっかけに始めた人が多くおられました。

今までやってきたオンラインゲームと全く異なるので苦戦しているといった意見や、他のバトルゲームから移行してきて慣れてきたところという方も。

全体的にやり込んでいる人はそこまでいないのかなと思っていたのですが…。

中にはキャリア1年超えのツワモノも

お話を聞いていると、中には「1年以上やり込んでます」とおっしゃる方も。
え、すごい人がいるじゃないですか…。これは当日荒れるなあ。と、説明会のメモを取りながらひとりブツブツと。

いくら初心者中心のイベントとはいえ、これは当日、一筋縄では行かないだろうなと、この時点で感じていたのでした。

いざ、開幕! やっぱりいつもと勝手が違う?

そして迎えた18日の午後2時。
総勢46名の参加者が揃い、戦いの火蓋が切って落とされました。

参加者向けにはYouTubeを用いたライブ配信も用意されていて、YouTuberの鳥越勝さんやePARA代表の加藤さん、別城さん、小林さんで構成される4人の実況陣が。このあたりも本格的な大会といった感じです。

今回は体験会なのでグランプリを決めるというものではありませんでしたが、本格的な雰囲気でした。

Round1 車両を生かして17位

そうして始まったRound1。参加者は31名。

参加人数が少ないのですぐに会敵することはなく、早々に装備と車両を見つけて安地(安全地帯:体力を減らすパルスのないところ)を突き進みます。
これならトップ10は見えるかな?と、少し油断していたところ、ライフルの連射が…。なんとか振り切って回復キット等を使いつつ移動します。
だいぶ安地が狭くなってきたところで長距離射撃されてしまい、終了。結果は17位でした。

YouTubeで観戦していると、上位と私とは技術レベルが天地の差なんですよね…。
ちゃんとしたプレイってこうなんだ…、と大変勉強になりました。

Round2 少し落ち込む21位

少し休憩を挟んでRound2。今回の参加者は32名。

今回も安地内移動の作戦はRound1と一緒だったのですが、車両ごと水の中にハマり、建物で迷子になりと、恥ずかしくなるような凡ミスを連発。
それでも粘ったのですが、やはり長距離射撃が怖い。気づかないところで狙い撃たれ、またあっさりと倒されてしまいました。
結果は21位。順位を落としてしまい、ちょっと落ち込んでしまいました。

YouTubeで観戦していると、各プレイヤーの個性が見えてきました。
安地ギリギリをひたひた進む耐久型、建物にこもる拠点型、走り回って積極的に会敵していく遊撃型など、プレイスタイルは様々。こういう事がわかってくると、観戦してるだけでも楽しいじゃないですか。「観る」というのもeスポーツの楽しみ方のひとつなんだなと、再確認させられました。

LINEオープンチャットのスクリーンショット。キャラクターが車に乗ったスタンプが貼られている。
オープンチャットも大盛りあがり。
みんな車両好きだな…。

Round3 なんてこった!降りた途端の遭遇戦 35位

さてさて早くも最終戦です。今回は運営関係者も参戦して総勢36名。

いつもどおり、狙いを定めて空挺降下。までは良かったのですが。
なんとすぐ近くにひとり、プレイヤーが降りてきたではないですか。Round1で抱いた「会敵しにくい」という感想はなんだったのか…。

このままだと装備がないまま遭遇戦になりそうだったので、急いで建物の中へ。しかしハンドガン1丁しか手に入らず、軽くパニックになっているうちに先ほどのプレイヤーと再遭遇。

やはり成すすべなし!見事一撃で仕留められました。
結果は35位。技術はもちろんですが、武器などのドロップ率は3倍設定だったので運も相当悪かったと思われます。

早々に三度目のYouTube観戦になった私は、上位プレイヤーの華麗な技に驚き、手に汗握り、観戦に相当集中していました。これはこれでありですね。

プレイにあたって気をつけてほしいこと

この体験会、プレイしているときはとても楽しかったのですが、3ラウンド連続でプレイしたためか体調を崩してしまったので、1つの例として触れておきたいと思います。
あくまで個人的な症状なので、メモ書き程度に思ってください。

連続プレイは自分の体調と相談しながら

今回の体験会は3戦連続でした。私はこれまで1日に1・2回のプレイだったので気づかなかったのですが、このゲームは結構疲れるうえ、3D酔いするんです。
体験会終了後しばらくして、めまい症状が出てしまい数時間寝る羽目に。結構辛かったです。

すべての人に起こる症状ではありませんが、元々苦手意識のある方は気をつけてください。

不慣れからくる「目の疲れ」

また、目の疲れが相当だったようで、翌日の夜まで目の違和感が残ってしまいました。残像のようなものが目を閉じても見えている感じで、相当気持ち悪かったです。
障害特性もあって普段から動くものを見続けると目が疲れやすいのですが、不慣れなゲームだったこともあり、明確に身体症状として出てしまいました。

これも個人的な感想ですが、心当たりのある方は気をつけてほしいと思います。

オンライン対戦をやって分かった2つのこと

いままでフリーマッチしかしてこなかったので、今回は私にとって初めての対人戦でした。
未知のことばかりのまま飛び込んだ、そしてやられまくった、この体験会が終わって得た教訓は2つです。

テクニックはやっぱり重要

やはり痛感したのが、圧倒的な基礎テクニック 不足。
視点移動がうまくいかないので狙撃に気づかずやられる、移動効率が悪くなる。
エイム(照準合わせ)に慣れていないので相手にすぐ逃げられる、撃ち返されてやられる。

この辺りはもっとやり込んでおくべきだったな、と本当に思いました。

負けたあとの観戦も意外と楽しい

今回の体験会では3戦ともゲーム中盤までに負けてしまって観戦時間のほうがずいぶんと長かったのですが、eスポーツって観ているのも結構楽しいんですよね。私は元々野球やモータースポーツの観戦が好きなのですが、それに似た感覚を覚えました。
これはYouTubeでプレイ動画が流行るのにもうなずけます。

最高でも17位とほとんどやられっぱなしでしたが、今後さらに盛り上がりを見せそうなeスポーツの世界の一端を感じることができました。これからもPUBG MOBILEをはじめ、eスポーツから目が離せません!

私もプレイヤーとしてもう少し粘ってみたいなと思います。

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希央(きお)

希央(きお)
広汎性発達障害・ADHDの自称「非ゲーマー系ライター」。
初心者目線から、ゲームやeスポーツの楽しさを紹介している。趣味は車のレース観戦。
詳しくはTwitter:@FClaustra

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