ePARAユナイテッドのはるです。
杉並区の高井戸地域区民センターで開催された「ふれあいスポ・レク体験会」に参加してきました。1年前にも同イベントに参加し、車いすラグビーの選手とともにeサッカーを行ったり、スリリングな車いすラグビーのタックルを受けたりした日はまだ記憶に新しいです。
このイベントは、障害のある方もない方もさまざまなスポーツ体験ができる場として企画され、地域の皆さんが多彩なアクティビティを楽しむことができます!
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バリアフリーeスポーツで一体感と興奮に包まれた体験会
私たちePARAユナイテッドは、サッカーゲーム「FC24」を中心とし、アクセシビリティコントローラーを使ってプレーできる「ぷよぷよテトリス」、目で見なくても音だけでプレーできる「音戦宅球」などのeスポーツ体験会ブースを担当しました。
全員車椅子ユーザーのeサッカーチームePARAユナイテッドからはキャプテンのとりちゃん、副キャプテンのアフロ、あーりん、そしてアーケードコントローラーを足で操ってプレーするたけちゃん、片手プレイヤーの私が参加していました。
「FC24」では、車椅子を使ったプレイヤーたちと地域の方でチームを組み、熱戦を繰り広げました。FC24は突き詰めれば奥が深く難しいチームスポーツですが、はじめは高度な技術や戦術がなくても、誰でも簡単に楽しむことができます。ePARAユナイテッドのメンバーと地域の方が一緒にプレーすることで、会場は一体感と興奮に包まれました!!
参加者は子どもから高齢者まで幅広い年代の方がいましたが、障害の有無や、体力、体格の差が関係ないeスポーツだからこそ同じルールでみんなが楽しむことができました。
誰でも楽しめる工夫にあふれたスポーツで新体験!
その他のアクティビティも多彩で、参加者たちはさまざまなスポーツに挑戦しました。フィンランド発のモルックや音の出る柔らかいボールを使ったテニス、卓球バレー、車いすバスケット用の車椅子を使ったスラロームのタイムアタック、マジックテープのついたポンチョを着た鬼にふわふわのボールを投げてくっつけるペガーボールなどを体験することができました。
私はペガーボールの鬼を初体験してきました。車椅子ユーザーの私は走ることが難しいため鬼ごっこ的な遊びは少々難しいので不安もありましだが、動ける範囲が制限されていたり、鬼なのに追いかけるのではなく追いかけられたり、飛んでくるボールから逃げるというルールはとても参加しやすく、心から楽しむことができ、新しい体験として心に残るものとなりました。
スポーツを心から楽しむことで生まれる絆と活気
「ふれあいスポ・レク体験会」は、地域の皆さんがただ単にスポーツを楽しむだけでなく、スポーツを通じて心豊かに交流し、健康的なライフスタイルを楽しむ貴重な機会でした!
このイベントは、単なるスポーツイベントではなく、スポーツを心から楽しむことの大切さを教えてくれる大切な場です。このような体験を積み重ねることでスポーツをする楽しさに気がつき、それが結果的に健康習慣に繋がるのではないかと私は考えています。
スポーツは楽しい活動であり、その楽しさがスポーツを継続する力になる。スポーツの継続は身体や心の健康に良い影響を与える。そんな好循環が生まれたら嬉しいです!
特に私たちePARAユナイテッドが行うeスポーツは、身体的な制限がある人たちにとってもアクセスしやすい健康的な活動です。コミュニティの中で一緒にスポーツを楽しむことで、絆が深まり、地域全体が活気づきます。
「ふれあいスポ・レク体験会」は、地域の皆さんがスポーツを通じて交流し、コミュニティが一体となり笑顔あふれるイベントになりました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
主催の杉並区様、主管の公益財団法人杉並区スポーツ振興財団様、貴重な経験をさせていただきありがとうございます。次回の開催も心待ちにしています!