2025年9月21日(日)、岩手県八幡平市の安比高原スキー場で開催したバリアフリーeスポーツ大会「ハチエフ25」にて、代表の加藤大貴とブラインドeスポーツプレイヤーのNAOYA選手が、「心眼×Road to Saudi 2030」のブース出展およびプレゼンテーションを行い、ePARAが取り組むサウジアラビアでの事業展開について紹介しました。
加藤代表は、プレゼンテーションのなかで、ePARAが経済産業省エネルギー庁の令和7年度「産油国石油精製技術等対策事業費補助金」及び「資源国脱炭素化・エネルギー転換技術等支援事業費補助金」の事業者として採択されたことを受け、 Turki Faisal(トゥルキ・ファイサル)王子が会長兼CEOを務める「Hawk Gaming Group」とMOUを締結したことを報告しました。また、今後の予定として、9月24日に大阪・関西万博会場内で開催される「日・サウジEXPO投資フォーラム」でのMOU締結披露式に出席すること、10月10日(金)に東京国際展示場「東京ビッグサイト」西・南展示ホールで開催される「H.C.R.2025 第52回国際福祉機器展&フォーラム」のアトリウムステージに登壇し、「障害当事者が世界で活躍する、バリアフリーeスポーツのいま」と題して講演を行うことを告知しました。最後に、サウジアラビア関連事業として、映画制作、専用サイト・SNS、バリアフリーeスポーツスクール、バリアフリーeスポーツ体験会、サウジアラビア訪問・視察を行う予定であることを述べました。

出展ブースでは、サウジアラビアでのバリアフリーeスポーツの普及活動において要となる「心眼」プロジェクトをご紹介すると共に、実際に参加者にアイマスクをしてもらい、ブラインドプレイヤーのNAOYA選手と「ストリートファイター6」で対戦することで「心眼」を体験してもらう対戦会を実施しました。多くのプレイヤーが初めて視覚情報に頼らず音だけでをプレイする「心眼」を戸惑いながら体験し、また、全盲でありながら、晴眼プレイヤーに勝利を重ねていくNAOYAのプレイに、驚きの声をあげていました。

サウジアラビアは、「Vision 2030」の下でeスポーツを国家戦略に位置づけています。ePARAは、今まで取り組んできた「心眼」をはじめとするバリアフリープロジェクトをサウジアラビアにて展開することで、年齢・性別・時間・場所・障害の有無を問わず参加できるバリアフリーeスポーツの普及と、eスポーツを通じてすべての人がその個性を誇りに思い、輝ける環境をつくることを目指します。




