2022年10月15日~17日にかけて、一般財団法人トヨタ・モビリティ基金「Make a Move PROJECT」における弊社プロジェクト「クロスライン/Cross the Border - ボクらは違いと旅をする-」に向けた実証実験を行いました。
10月15日(土)はホテルグランヴィア岡山にて「ボクらのeスーパー耐久レース」を開催しました。バリアを持ったメンバーがドライブシュミレーターのiRacingを用いて多様なドライビングテクニックを披露しました。当事者による詳しい実況解説もありました。
翌日、16日(日)にはメンバー一行で岡山国際サーキットまで移動。「ボクらのスーパー耐久レース生観戦」としてスーパー耐久を観戦しました。現地に到着するまで不安が大きかった当事者も多くいましたが、生でのS耐観戦は迫力満点でエンジン音から「推し車」を見つける視覚障害の方もいたほどでした。
同時にUDトークリアルタイム字幕も実施。聴覚障害者だけではなくレースで音が大きくなりがちで実況が聞こえないという一般ユーザーからも高い評価をいただきました。
最終日、17日(月)は再びホテルグランヴィア岡山にて今回の旅の振り返り「ボクらのMobility for ALL」と称し、グループワークとディスカッションを行いました。旅の途中で出現した様々な意見を出し合い次の旅につなげていくための素材としてメンバー一同で共有しました。最後に動画スタッフが熱意を持って作成したロードムービーが上映され3日間が終了いたしました。
当事者、スタッフ、関係者全員が実証実験において様々な挑戦をすることができました。ご協力をいただきました全ての皆様に重ねて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
2023年4月21日追記
代表・加藤のメッセージと参加メンバーの声がMake a Move PROJECTのYouTubeチャンネルで紹介されました。