Fortia 座談会

新ユニフォームに込めた思いを胸に‐Fortiaメンバーが「自分をふりかえる」をワークショップを開催

ePARAでは、「挑戦の、コンボを決めろ。」をステートメントに、「本気で遊べば、明日は変わる。」をバリアフリーeスポーツ事業の合言葉に掲げています。2026年、バリアフリーeスポーツを世界へ広げていく新たな一歩として、グローバルパートナーを迎えた新ユニフォームが完成しました。

サウジアラビアでeスポーツ分野の事業を展開する総合企業Hawk Gaming Group社をはじめ、国内外のパートナーのロゴが刻まれたユニフォーム。この一着を身にまとって活動する前に、Fortiaメンバーが改めて「自分たちは何を届けていくのか」を考える説明会とワークショップが開催されました。

今回の説明会では、前回のユニフォーム導入時にも実施した「スポーツとは何か」を改めて学び、「Fortiaとして挑戦を発信する意味」を考えるワークショップを実施。 同じテーマをあらためて見つめ直すことで、新たなメンバーも含めて共通の価値観を共有し、グローバルな挑戦へ向けたマインドセットを共有する機会となりました。

前回のワークショップの様子は、こちらの記事でご確認ください。
「スポーツとは、非日常の遊び?」-Fortiaメンバーとしての自分を見つめ直すワークショップ-【前編】
「応援したくなるスポーツ選手とは?」-Fortiaメンバーとしての自分を見つめ直すワークショップ【後編】

「スポーツとは何か」から始まった対話

前回同様、講師は、ePARA顧問である東京都立大学人間健康科学研究科 ヘルスプロモーションサイエンス学域准教授・西島壮氏です。

ファシリテーターの東京都立大学人間健康科学研究科 ヘルスプロモーションサイエンス学域准教授西島壮氏
▲東京都立大学人間健康科学研究科 ヘルスプロモーションサイエンス学域准教授西島壮氏

西島先生は、「スポーツとは勝敗を競うものだけではない」と語り、スポーツ庁が示す「誰もが自由に楽しめるもの」という考え方や、「日常から離れ、遊びや楽しみを意味する」というスポーツの語源を紹介しながら、「本気で遊べば、明日は変わる。」というePARAの合言葉にも触れ、「スポーツとは非日常の遊びであり、だからこそ人生を豊かにするもの」と話しました。

さらに、パートナー企業のロゴが入ったユニフォームを着ることは、「応援される存在」としての責任を背負うことでもあると説明。「皆さんの活動には、人の価値観を変える力があります」とメンバーへエールを送りました。

「それぞれのスポーツ観があっていい」

講演後は、参加者から率直な感想が飛び交いました。

「スポーツができなくなった自分でも、eスポーツを通して新しい価値を見つけられた。」
そう話した鳥ちゃん選手は、チームスポーツとして仲間と支え合う経験が、日常生活にもつながっていると振り返ります。

一方で、希央選手は、西島先生の授業で提出された学生のレポートに、「eスポーツはスポーツではないと考えていたが、病気でできない人がいることを知り、スポーツではないと定義するのは失礼だと思った」と書かれていたという話を受け、少し違う視点を投げかけました。
「フィジカルスポーツを前提とした考え方にも感じました。eスポーツにはまだ『ゲームは良くないもの』というイメージがあって、障害者ならやってもいい、という受け止め方にならないかと考えてしまいました。」

まるぽす選手も、「チェスのようなブレインスポーツと同じように、eスポーツもスポーツの一つ」と自身の考えを紹介。「ゲームばかりやるのは悪いことだと言われる時代もありましたが、今では世界を目指せる競技になっています。だからこそ、自分たちもバリアフリーeスポーツを広げていける存在になりたい。」

講演をそのまま受け止めるだけではなく、それぞれの経験や立場から意見を交わしたことも、Fortiaらしさが感じられる場面でした。そして、それぞれ異なる言葉で語りながらも、「挑戦する価値を届けたい」という思いは共通していました。

黒を基調に、HAWKGGをはじめとする国内外の公式パートナーのロゴをあしらった前面・背面デザイン。
▲グローバルパートナーを迎えて制作したePARA新ユニフォーム

「挑戦を発信する価値」とは何だろう

続いて行われたワークショップでは、「ePARA Fortiaとして挑戦を発信していく価値」をテーマにグループディスカッションを実施しました。

Aチームでは、「挑戦の連鎖」という言葉が生まれます。
プレイヤーだけではなく、配信や運営など、それぞれが得意なことを活かし、新しい仲間や理解者を増やしていく。その姿を、飛行機の翼が大きく広がっていくイメージで表現しました。

Bチームでは、「発信しなければ誰にも届かない」という意見が印象的でした。
バリアフリーeスポーツの楽しさを伝えること、大会運営側の意識を変えること、そして自分自身を表現すること。その輪はパートナー企業も含めて広がり、「最終的には80億人でマイムマイム」という、まるぽす選手らしいユーモアあふれる言葉に、参加者から笑顔がこぼれます。

Cチームでは、DeafFortiaメンバーが中心となり「知ってもらうこと」の大切さを共有。Mayca選手は、自身が字幕付き配信を始めたことで周囲の関心が広がった経験を紹介し、「DeafFortiaとしても発信を続けていきたい」と話しました。

Dチームでは、「発信には三つの価値がある」という考えにまとまりました。
①誰かが挑戦するきっかけになること。
②仲間同士が刺激を受け合うこと。
③そして、自分自身が活動を振り返り、「こんなに頑張ってきたんだ」と自信につながること。
龍牙選手は、「SNSを見返すと、自分ってこんなに活動できていたんだと思える」と話し、たけちゃん選手も「発信すること自体が楽しくて、『これがあるから頑張ろう』という気持ちになる」と笑顔を見せました。

新しいユニフォームとともに、新しい挑戦へ

ワークショップを終え、GMの細貝氏は参加者へ向けて改めてメッセージを送りました。

「誰かが聞いていようがいまいが話し続けるというプロ意識を持って動いていくことが、自分の自信や力につながっていくのだと思います。ここにいる皆さんは、本当に面白い人たちです。その面白さを自信を持って発信することで、見えないところまで届き、少しずつ社会は変わっていきます。皆さんの活躍や笑顔が、ePARAやFortiaの力になっていくので、大切にしていってほしいです。」

続いて西島先生も、この日交わされた議論を振り返りながら、参加者へエールを送りました。

「皆さんの活動には、社会を変えるポテンシャルがあります。eスポーツはまだ社会から厳しい目で見られることもありますが、『自分たちはこういう思いで活動している』ということを、これからも発信し続けてください。」

講義やワークショップを通じて、「挑戦を発信すること」が誰かの一歩につながり、自分自身の成長にもつながることを改めて確認した参加者たち。新しいユニフォームは、そうした思いを共有する象徴でもあります。

最後に、まるぽすさんが参加者を代表してこう呼びかけました。

「みんな根本には一つの思いがあって、その形がこのユニフォームなんだと思います。ユニフォームに詰まった思いを崩すことなく、みんなでこれからも頑張っていきましょう。」

最後は全員で「本気で遊べば、明日は変わる!」と声を合わせ、記念撮影を行いました。

グローバルへと活動の舞台を広げるFortia。その新しいユニフォームには、「本気で遊ぶ」挑戦を発信し、その挑戦を次の誰かへつないでいくという思いが込められています。一人の挑戦が、誰かの挑戦へ。その連鎖を生み出しながら、Fortiaはこれからも「挑戦の、コンボを決めろ。」を体現し、世界へ向けて歩み続けます。

ワークショップに参加したFortiaメンバー

◆Group A

実里

右手を頬に当てて左手に白杖を持った女性のアイコン

いちほまれ

白杖を肩に挟みながらハンドルを握るサングラス姿のほまれ選手のイラスト

夕立P

左目にピンク色の花を飾っている男性のアイコン

希央

カメラを正面に向けているメガネの男性いのアイコン

◆GroupB

まるぽす

メガネをかけたゲームをプレイしている狼男と愛犬モカが描かれたまるぽすのアイコン

NAOYA

盲目の男性がマイクをもってポーズをとっているアイコン

さこつ


GreenBird

◆Group C

髙橋舞香

しあん

オリエンス

◆GroupD

とりちゃん

イーパラユナイテッドのユニフォームを着たとりちゃんのアイコン。背景はサッカーグラウンドの芝生

長野僚

たけちゃん

神威龍牙

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