ePARAレポート ePARA活動記録

視覚障害者向けイベントでNAOYAが「ストリートファイター6」体験会の講師を務めました

2024年1月20日(土)、公益社団法人NEXT VISIONが主催するイベント「第4回G-1グランプリ」が神戸アイセンター(神戸市)で開催されました。

公益社団法人NEXT VISIONは、視覚障害がある方がより自分らしく生きられるための情報支援を行っています。「G-1グランプリ」は、ゲームを楽しむための創意工夫を社会に広げ、より多くの方がゲームを楽しめるようになることを目指して企画されたというイベントで、ゲームの工夫や取り組みなどを紹介する動画を参加者が投稿し、審査員が審査します。

今回はそのグランプリに続いて「ストリートファイター6」の体験ワークショップが行われ、全盲の格闘ゲームプレイヤーNAOYAが講師を務めました。「ストリートファイター6」には視覚情報を用いずに対戦できるさまざまなサウンドアクセシビリティ機能が搭載されており、NAOYAがそれらについて説明しながら数名の方と対戦しました。

(関連記事:6月2日発売「ストリートファイター6」のサウンドデザインにバリアフリーeスポーツePARAが協力

会場となった神戸アイセンターの2階には「ビジョンパーク」があります。ここでは視覚障害を持つ方の生活をサポートするさまざまなソリューションや製品が紹介されており、種類の異なる白杖を比べたり、点字や音声ガイドを使ったキッチン用品やシステムキッチンを体験したりできます。今回はNAOYAと同行した社員とでビジョンパークの見学もさせていただきました。

直也が隣の方に手を添えていただきながらビジョンパークの模型を触る様子
ビジョンパークの模型を手で触って確かめるNAOYA(右)
運転席から見た道路や建物などの画像が壁に映し出され、その手前に車のハンドルを模した装置やスピーカーなどがある。
視野欠損などが運転に与える影響を測るドライビングシミュレーター
多種多様な長さや形状の白杖13本が専用のスタンドに立てられている
実にさまざまな種類の白杖を体験できる

-ePARAレポート, ePARA活動記録

© 2024 ePARA